『多様性〜人と森のサスティナブルな関係』がPOD出版コンテストで賞をもらいました

『多様性〜人と森のサスティナブルな関係』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B091F75KD3

POD(プリントオンデマンド)出版のコンテストで優秀賞をいただきました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004456.000005875.html

PODとは、普通の出版社を通さない自己出版の方法で、注文が来てから印刷して送る、という紙の無駄が出ない、絶版もない(著者が決定できる)やり方です。

受賞者12名の本は、とても多彩で、普通の出版社ではなかなか出すことが難しい、各著者の特別な思いや経験、優れた知見、技能、愛情が溢れた、特別な作品です。私も読んでみたいものががいくつかあります。

PODで出版されるのは、通常、普通の出版流通に乗せてもらうのが難しい特殊な本ですが、大賞を獲得されているEdit room:H著『投資ド素人が投資初心者になるための 株・投資信託・つみたて NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門』は、発売から2年で1万部売れているそうです。

私の本『多様性』も、発売からもうすぐ1年経とうとしていますが、たくさんの丁寧な書評・レビューをいただき、自分では満足行く売れ行きで、とてもありがたく思っています。

POD出版を選択したのは、執筆から編集、出版まで、全部自分の責任でやってみたかったのと、普通の出版流通に乗せて30〜40%の本が返品廃却処分になる、という勿体無い状況を回避したかったからです。友人のデザイナーとプロの校正者などに助けてもらって出版しました。

以下、いただいた選評です。

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選評:ドイツに長年住む森林の専門家である著者による、四半世紀の間に学び、働き、生活する中で得られた幅広い知見が、人と森との関係を軸にまとめられた一冊です。

この本は、Amazonのカスタマーレビューでも「まさにSDGsそのもの」「SDGsの本質を学べる本」などと高い評価を受けています。実際に日本ではSDGsという言葉がバズワードにもなっているほどですが、著者が拠点にしているドイツはサステナビリティ(持続可能性)の語源を持つ国でもあるにもかかわらずSDGsを知らない人も多く、著者もそれを意識して執筆したわけではないらしいのです。

著者の池田さんご自身によるドイツでの長年の体験や経験から培われた本物の「知」と、「サステナビリティ」という時代が求めるテーマ。そのふたつが高度に結びついた内容になっている本書には、SDGsブームにのって急ごしらえで作られたようなコンテンツとは一線を画す「本物」感があります。そしてその結果として、日本では「まさにSDGsそのもの」として多くの人に受け入れられることとなりました。それらのことが高く評価されました。

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投稿者: Noriaki Ikeda

日独森林環境コンサルタント 南西ドイツを拠点に、地域創生に関わる様々なテーマで、日独の「架け橋」として仕事をしています。 ・ドイツ視察セミナー ・日独プロジェクトサポート ・日独異文化マネージメントトレーニング

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