木材の地産地消のつなぎ役

オーストリアのブレゲンツの森地域、Hittisau村の製材工場。年間製材量1万2000立米。20キロ圏内からモミやトウヒの上質の大径A/Bを最大長20mで仕入れ、木造建築が盛んな地域の工務店や家具建具店に直売するこの地域の典型的な工場。
森と地域木材産業を繋ぐ重要なカギ。
以前はおさノコで、B/C材を製材し、売り先はイタリアなど外国に頼っていたが、10年前にイタリア製の高性能バンドソーを自動目立て機と一緒に購入し、高品質の材を求める地域の建築業者の需要に応える。現在、製品はほとんど地域販売。まさに地産地消。
歩留まりは70%。20%は家具建具用のA材、40%は建築B材、10%くらいがパレット材。残材は全て人口乾燥機の熱源に利用。
従業員は6名。

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投稿者: Noriaki Ikeda

日独森林環境コンサルタント 南西ドイツを拠点に、地域創生に関わる様々なテーマで、日独の「架け橋」として仕事をしています。 ・ドイツ視察セミナー ・日独プロジェクトサポート ・日独異文化マネージメントトレーニング

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